ISO 9001の取得
- 2002年8月 ISO9001:1994年版 取得
- 2003年8月 ISO9001:2000年版 移行
- 2009年3月 ISO9001:2008年版 移行
※ ISO9001とは?
国際標準化機構(ISO)にて1987年に制定された『品質管理システムの国際規格』のことで、アイソ、もしくはイソと発音します。品質に対する規格のように思われがちですが、製品そのものではなく品質管理体制を規定するための規格です。また、1994年に一部改正、2000年末にISO9000シリーズ規格が改正され『品質マネジメントシステムの国際規格』として大きく生まれ変わりました。

弊社のISOへの取り組みと考え方
弊社では、それぞれの分野で突出したコンサルタントの先生方のお知恵をお借りして、経営革新と生産革新に取り組んで参りました。
5つ星レストランの超一流シェフが数十年の試行錯誤の末に編み出したレシピがあれば、数ヶ月といわないまでも、数年でそれに近い料理をマスターすることが出来ます。
大きな嵐に見舞われて、荒波の中で行き先を見失った船も、灯台の明かりが見えれば無事に港を目指すことができます。企業経営においても同様のことがいえるのではないでしょうか。
生き残りを賭けた3S活動及びISO認証取得では、1999年5月より、数百の企業の生産革新で実績のある(株)OYM 大山繁喜先生にお願いして、異業種の経営者の仲間たちと共同でコンサルティングをして頂いております。
ただ、いくら優れたコンサルタントに指導していただいても、それだけでは企業は変わりません。企業のトップが成功への情熱を日々燃やし続け、社員が変革への行動を起こさなければ、コンサルタントは、経営に貢献出来ないでしょう。
コンサルタントの先生を自分たちの意思で選んだ以上は、素直に耳を傾け、ひたすら自らの意思で行動することにより、“経営のレシピ“を生かすことが出来るのです。
ISO9001の取得は、『品質マネジメントシステムの国際規格』という上辺の意味だけではなく
お客様に満足・安心・感動・信頼していただくために、きちんと仕事をするための規格であるとともに、きちんと仕事をすると会社も経営も良くなるという単純明快な基本法則、つまり、「理想とする会社」にするための経営管理(企業存続)の規格だと考えています。
- 社内の組織や体制を整備し、責任の所在や権限を明確にする。
- 仕事の手順やルール、基準を定める。
- 守ることを決め、決めたことを忠実に、そして確実に実行する。
- 実施・実行の証拠として記録を確実に残し、それを管理する。
- 内部監査をして是正・改善する。
弊社がISO9001を導入したことによって
- 仕事のやり方が明確になり、確実な仕事ができるようになりました。
- 従業員の意識改革が行われ優秀な人材が育ちはじめています。
- 組織が活性化され、業績が安定しました。
具体的には、弊社では徹底したIT技術の導入を行い、品質マネジメントシステムを構築するとともに、ISO関連の記録はペーパーレスで管理しています。
製造工程は、弊社開発のデータベースソフト「デジタルドルフィンズ」・自社開発した製品管理システムによりデジタル管理を行い、バーコードひとつで入出力が可能になっています。そして、そのバーコードを設計図にも印刷することで、必要に応じてそれを読み取り、社内外端末を用いて即座に現在の製造状況がわかるようになっています。